日本人なら誰もが効いたことのある歌。
「こんなこといいな できたらいいな♪」
漫画家藤子・F・不二雄の描いたドラえもんの歌詞ですね。
川崎市住まいを構え、多くの子供たちに愛されるドラえもんの作者である藤子・F・不二雄の原画などを見ることができる川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムについてご紹介します。
川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム
生田緑地東口からほど近い場所に川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムがあります。
来館者数350万人をとっぱした川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムは、2011年9月に開館しました。
2003年までは遊園地の営業していた場所を含み小田急向ヶ丘遊園ボウルの跡地を中心とした約5.5haを川崎市役所が貸借し、ミュージアムが建設されました。
今は大人となり、自身の子供たちと共にドラえもんを見る。
様々な世代の人たちから愛されるドラえもんの魅力を原画を含め余すところなく伝えてくれるのが川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムです。
藤子・F・不二雄の描いた原画を中心に発想の原点を探り、さらには漫画づくりの面白さを紹介し藤子作品に込められた「やさしい思い」、「あたたかいまなざし」を感じることのできる空間を提供してくれます。
原画の展示をゆっくりとみられる空間
実際に藤子・F・不二雄の漫画を読めるコーナー
川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムでしか見られない映像を流しているシアター
キャラクターに会うことのできる「はらっぱ」
作品にちなんだオリジナルメニューが並ぶカフェ
グッズやお土産を購入できるショップ
などなど、藤子・F・不二雄の世界を堪能することのできる空間となっています。
トピック:
2019年1月25日~7月7日までの企画展として、
ミュージアム初!「キテレツ大百科」中心の原画展
「キテレツ大百科」×「ドラえもん」~江戸時代の発明と未来のひみつ道具~
が開催されています。
ドラえもん・キテレツ、どちらも秘密道具・発明品といった「あったらいいな」を現実のものにしてくれる道具たちですね。
個の原画展では「キテレツ大百科」の発明品を中心に、「ドラえもん」の秘密道具を並べて紹介してくれています。
同じ作者の異なる作品にみる共通の意図を探してみたくなりませんか?
川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム施設について
館内施設についてご紹介しましょう。
1F
展示室Ⅰ:
藤子・F・不二雄氏の描いた約5万点の原画の中から 「ドラえもん」「パーマン」「キテレツ大百科」など様々な作品のカラー原画を常設展示。
この展示は原画の保持のため、定期的に展示替えが行われています。
一度行ったことのある方も、前回とは異なる原画を見ることのできる楽しみがありますね。
展示室Ⅱ:
こちらは企画展会場となっています。
期間限定の企画展が開催されています。
門外不出とされる原画や資料など、ファンの方には必見の展示物も登場しますので見逃せません。
エントランスホーム:
「笑いの壁」と名付けられた真っ白い壁には藤子・F・不二雄氏のキャラたちのレリーフが刻まれています。
雲の形はよくよく見ればドラえもんの影を切り出しているように見えますね。
先生の部屋:
藤子・F・不二雄氏の愛用されていた仕事机が展示されています。
頭上に設置された大きな本棚には膨大な資料の数々が収められており、藤子・F・不二雄氏が好きだったという恐竜のフィギュアも当時の様子を再現してくれています。
ミュージアムショップ:
ミュージアムオリジナルグッズを始めとするここでしか買うことのできない商品が並んでいます。
藤子・F・不二雄氏のファンには見逃せないお店ですね。
子供たちには悩ましい、欲しいものがたくさんありすぎて選べないショップです。
2F
動物たちの部屋:
藤子・F・不二雄氏の切り絵作品を元に制作された動物たちのオブジェがお出迎えしてくれるこの部屋は、子供たちに大人気。
先生のにちようび:
家庭人として知られた藤子・F・不二雄氏の思い出がたくさん詰まったコーナーとなっています。
みんなのひろば:
広々としていて明るい不思議なアート空間となっています。のび太の部屋などの撮影を楽しむことができるようになっています。
藤子・F・不二雄氏の作品のキャラフィギュアの入った巨大なガチャガチャはドラえもんの形をしています。
Fシアター:
みんなの広場の一角にあるのがFシアターです。200インチの大スクリーンで映像を楽しむことができます。
藤子・F・不二雄氏の違う作品のキャラ同士のコラボが実現したオリジナルの作品を見ることができます。
上映されている作品は同じものだけではありません。
一年ごとに新しい作品に代わっていきます。
ここだけでしか見られない、一年しか見られない藤子・F・不二雄氏のキャラコラボ作品はファンにとっては見逃せませんね。
もう一つ、ファンの方には見逃せないのがこのFシアターのチケットです。
デザインは全部で51種類あり、なかなか集めることの難しいもののようです。
コレクターまでいるというこのチケットは、ぜひぜひ記念に取っておいて欲しいですね。
キッズスペース:
小さな子供たちも安心して遊べる未就学児専用のキッズスペースには、ドラえもんでおなじみのコエノカタマリンやガリバートンネル、地底探検車といった道具をモチーフとしたおもちゃが並べられています。
近くには授乳スペースも完備位されており安心して遊ばせてあげられますね。
まんがコーナー:
設置された本棚には藤子・F・不二雄氏の漫画がぎっしり。どれも読み放題となっており好きな作品を閲覧する事ができますよ。
ドラえもんがどら焼きを食べながら漫画を読んでいるその横で、あなたも漫画を堪能してくださいね。
3F
ミュージアムカフェ:
窓からは「はらっぱ」を一望することができます。
ミュージアムオリジナルのメニューはもちろん作品にちなんだメニューが盛りだくさん。食べてしまうのがもったいないくらいのクオリティです。
アンキパン ビーフシチューは大人も食べてみたい?一品ですね。
はらっぱ:
生田緑地に囲まれた藤子・F・不二雄ミュージアムの自然を満喫できる屋外スペースとなっています。
ドラえもんといえば土管。といったフォトスポットがあちこちにありますので、ぜひ銅鑼ちゃんたちと一緒に写真を撮ってくださいね。
川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムのチケットについて
川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムは日時指定による予約制となっています。
チケットの発売は毎月30日。
お近くのローソンで購入することができます。
団体予約、川崎市在住、障害者無料チケット、それぞれ購入についてはこちら
入館時間: 入館時間は1日4回。(入れ替え制ではありません。)
(1)入館指定時間 10:00 / 入館締切時間 10:30
(2)入館指定時間 12:00 / 入館締切時間 12:30
(3)入館指定時間 14:00 / 入館締切時間 14:30
(4)入館指定時間 16:00 / 入館締切時間 16:30
入館料: 大人・大学生 1,000円
高校・中学生 700円
子ども(4歳以上) 500円
※3歳以下は無料です。
※上記料金はすべて税込です。
※1回に6名様までお申し込みいただけます。
引用元:イベントなど詳細情報については川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムホームページを参照
川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムへのアクセス
藤子・F・不二雄ミュージアムへは最寄り駅より徒歩またはバスとなっています。
駐車場はありませんので、注意が必要です。
登戸駅からは藤子・F・不二雄ミュージアム行き伸ばすが出ています。
小田急線向ヶ丘遊園駅・JR南武線宿川原駅からは徒歩になります。
※障害のあるかたについては事前に藤子・F・不二雄ミュージアムに連絡し相談が必要です。
また、注意点としてベビーカーでの入館はできません。
おんぶひもなどを用意する必要があります。
生田緑地についてはこちら